東京

現場での操作性やシステムの簡易性、変更容易性が求められる
屋内点検でのマーカによる位置制御ドローンソリューション

MarkFlex Air

点検用屋内型ドローンソリューション

株式会社Spiral

Tomohiro Ishikawa

石川 知寛

代表取締役

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屋内型ドローンのブレイクスルーをともに目指した6カ月
―アイデアをビジネスに変えるU-Studioの提供価値とは―

屋内型ドローンのブレイクスルーをともに目指した6カ月―アイデアをビジネスに
変えるU-Studioの提供価値とは―

株式会社Spiral取締役 COO濱地 健史

U-Studioサービス開発推進者福田 紘也

株式会社Spiral取締役 COO濱地 健史

U-Studioサービス開発推進者福田 紘也

Introductionはじめに

TISがオープンイノベーションによる新規事業創出を目指し、全方位型でスタートアップと共創するプロジェクト「U-Studio」。そこでは何が起きているのか。独自の「非SLAM屋内型ドローン自律飛行技術」を有する株式会社Spiralの取締役 COOである濱地健史氏(以下、濱地)と、U-Studioのビジネスプロデューサ-である福田紘也氏(以下、福田)の対談から、早期実事業化を目指し6カ月間にわたる共創の実態に迫る。

株式会社Spiral インタビュー

会社名株式会社Spiral

実施期間取締役 COO 濱地 健史

提供サービス非SLAM屋内型ドローン自律飛行技術

株式会社Spiral インタビュー

会社名株式会社Spiral

実施期間取締役 COO 濱地 健史

提供サービス非SLAM屋内型ドローン自律飛行技術

現場目線で開発する「屋内型」ドローン

Spiralが手がける「非SLAM屋内型ドローン自律飛行技術」とは、どのようなものでしょうか。

濱地

建設現場など、産業のさまざまな場面でドローンが当然のように活用されるようになってきました。しかし、それらは基本的に「屋外」でのケースです。機体にGPSシステムを搭載して人工衛星との通信によって、ドローンは自分の位置を把握しながら高い精度で自律飛行することができます。

ところが「屋内」においては、GPSの電波が届きません。そこで考えられてきたのが、GPS を使わないSLAMという手法でした。これは3Dマッピング技術や機械学習などの技術によって位置を推定しながら飛行するもので、導入コストが高額なうえ複雑なオペレーションを必要とするため、市場への導入が限定的でした。

非SLAM屋内型ドローン
ソリューション MarkFlex Air

マーカーによる飛行経路指示で 無線操作・マッピング・AI いずれもゼロ。 現場での活用が容易で期待の自由度も 高い非SLAM型自律飛行

非SLAM屋内型ドローン
ソリューション MarkFlex Air

マーカーによる飛行経路指示で
無線操作・マッピング・AI いずれもゼロ。
現場での活用が容易で期待の自由度も
高い非SLAM型自律飛行

しかしながら、「屋内」でドローンを使いたいというニーズは様々な用途であります。特に記録・点検作業においては、建設、不動産、プラントといった業界で求められています。

そこで私たちが独自開発したのは、SLAMの技術を使うことなく屋内飛行を実現するシステム「MarkFlex Air(MFA)」です。これは、あらかじめQRコードなどに飛行経路情報を記録したマーカーを屋内の要所に貼り付け、そのマーカーをドローンがカメラで読み取りながら決められたルートに従って自律飛行する仕組みです。マーカーの設置や飛行経路情報の変更が簡単なので現場の負担が軽く、コストも抑えて導入できます。ドローンが工事中の屋内建設現場を撮影することで、進捗の全体像を把握しやすくなり、定期的に記録することで欠陥工事を防ぎ、作業を効率化します。
私たちは『「現場技術者」の救世主となる』ことをミッションに掲げて技術開発に取り組んでおり、開発者目線の「機能や性能」を求めるのではなく、現場目線にたった「価値」に焦点を当てたトータルソリューションの実用化を目指しています。

現場目線で開発する
「屋内型」ドローン

Spiralが手がける「非SLAM屋内型ドローン自律飛行技術」とは、
どのようなものでしょうか。

濱地

建設現場など、産業のさまざまな場面でドローンが当然のように活用されるようになってきました。しかし、それらは基本的に「屋外」でのケースです。機体にGPSシステムを搭載して人工衛星との通信によって、ドローンは自分の位置を把握しながら高い精度で自律飛行することができます。

ところが「屋内」においては、GPSの電波が届きません。そこで考えられてきたのが、GPS を使わないSLAMという手法でした。これは3Dマッピング技術や機械学習などの技術によって位置を推定しながら飛行するもので、導入コストが高額なうえ複雑なオペレーションを必要とするため、市場への導入が限定的でした。

非SLAM屋内型ドローン
ソリューション MarkFlex Air

マーカーによる飛行経路指示で 無線操作・マッピング・AI いずれもゼロ。 現場での活用が容易で期待の自由度も 高い非SLAM型自律飛行

非SLAM屋内型ドローン
ソリューション MarkFlex Air

マーカーによる飛行経路指示で
無線操作・マッピング・AI いずれもゼロ。
現場での活用が容易で期待の自由度も
高い非SLAM型自律飛行

しかしながら、「屋内」でドローンを使いたいというニーズは様々な用途であります。特に記録・点検作業においては、建設、不動産、プラントといった業界で求められています。

そこで私たちが独自開発したのは、SLAMの技術を使うことなく屋内飛行を実現するシステム「MarkFlex Air(MFA)」です。これは、あらかじめQRコードなどに飛行経路情報を記録したマーカーを屋内の要所に貼り付け、そのマーカーをドローンがカメラで読み取りながら決められたルートに従って自律飛行する仕組みです。マーカーの設置や飛行経路情報の変更が簡単なので現場の負担が軽く、コストも抑えて導入できます。ドローンが工事中の屋内建設現場を撮影することで、進捗の全体像を把握しやすくなり、定期的に記録することで欠陥工事を防ぎ、作業を効率化します。
私たちは『「現場技術者」の救世主となる』ことをミッションに掲げて技術開発に取り組んでおり、開発者目線の「機能や性能」を求めるのではなく、現場目線にたった「価値」に焦点を当てたトータルソリューションの実用化を目指しています。

スタートアップに負けない本気度で共に事業創出を推進するU-Studio

独自のMFA技術を開発し事業化を目指すなかで、
なぜU-Studioと共創することになったのでしょうか。

濱地

現場へ価値を届けるためには、トータルソリューションに仕立てる必要があります。スタートアップは使える資源が限られていますから、勝負できるコア技術の開発に資源を集中投下すべきです。それ以外の部分は、トータルソリューションを作ることができるプレイヤーとパートナーシップを組んで進めていくことが正攻法だと考えます。

その中でU-Studioには、TISグループの社会的信用力と、システムインテグレーターとして開発力のある人的資源とサービス事業開発のノウハウを期待していました。それに加え、開発拠点となるプロジェクトスペースを提供してもらえ点も魅力でした。

このような資源を持つ大企業は、他にもありますよね。

濱地

Spiralにとって最適なパートナーがTISだと判断したのは、本業であるシステムインテグレーターの事業が、私たちのソリューションと親和性が高いからです。それに加えて、どうしても大企業とスタートアップでギャップが生まれやすい「真剣度」「熱量」「スピード」の本気度が私たちと同じくらい高いと感じたからです。実際、プロジェクトを進める上で福田さんの推進力と意志の強さに何度も引っ張られ、結果、ユーザーが定まっていない技術要素の段階からユーザー候補へリーチすることができました。

福田

そのような評価をしていただけるのは、とても嬉しいですね。オープンイノベーションをかけ声だけではなく、先鋭的なスタートアップと共に本気で事業創出を推進していき、最終的に数十億円規模のビジネスをいくつも生み出すのが目標です。そのためには、システムインテグレーターで培ってきたTISのアセットとスタートアップの技術を、うまく掛け合わせられるがことが大切だと思っています。

スタートアップに負けない
本気度で共に事業創出を
推進するU-Studio

独自のMFA技術を開発し事業化を
目指すなかで、 なぜU-Studioと共創することになったのでしょうか。

濱地

現場へ価値を届けるためには、トータルソリューションに仕立てる必要があります。スタートアップは使える資源が限られていますから、勝負できるコア技術の開発に資源を集中投下すべきです。それ以外の部分は、トータルソリューションを作ることができるプレイヤーとパートナーシップを組んで進めていくことが正攻法だと考えます。

その中でU-Studioには、TISグループの社会的信用力と、システムインテグレーターとして開発力のある人的資源とサービス事業開発のノウハウを期待していました。それに加え、開発拠点となるプロジェクトスペースを提供してもらえ点も魅力でした。

このような資源を持つ大企業は、
他にもありますよね。

濱地

Spiralにとって最適なパートナーがTISだと判断したのは、本業であるシステムインテグレーターの事業が、私たちのソリューションと親和性が高いからです。それに加えて、どうしても大企業とスタートアップでギャップが生まれやすい「真剣度」「熱量」「スピード」の本気度が私たちと同じくらい高いと感じたからです。実際、プロジェクトを進める上で福田さんの推進力と意志の強さに何度も引っ張られ、結果、ユーザーが定まっていない技術要素の段階からユーザー候補へリーチすることができました。

福田

そのような評価をしていただけるのは、とても嬉しいですね。オープンイノベーションをかけ声だけではなく、先鋭的なスタートアップと共に本気で事業創出を推進していき、最終的に数十億円規模のビジネスをいくつも生み出すのが目標です。そのためには、システムインテグレーターで培ってきたTISのアセットとスタートアップの技術を、うまく掛け合わせられるがことが大切だと思っています。

双方の強みを活かしたプロジェクト進行

U-Studioはどのような役割を担ったのでしょうか。

福田

大きく2つあり、ひとつは被験者・モニター選定を含む実証実験フィールドを提供したこと、もうひとつは、その実証実験で価値を訴求できるようにプロトタイプを提供したことです。

U-Studioでは、「非SLAM屋内型ドローン自律飛行技術」の事業化に向けて、それが実現可能なのか、目的とする効果が得られるのか、市場に受け入れられそうなのか等、コンセプト及び技術検証することを目的に実証実験が必要だと判断しました。

実証実験を実施するにあたり、具体的には、アイデアや技術のブラシュアップから、(開発拠点となるプロジェクトフィールドの提供)、ターゲットユーザーの選定、実証実験フィールドの紹介、ユーザー候補の紹介等を提案しました。

濱地

これまで、実際に使用される現場に近く、かつ屋内でドローンを飛ばす理解が得られる環境は、そう簡単に見つからず困っていました。そんな中、TISのネットワークで大阪市の実証実験フィールドを紹介してもらい助かりました。しかも、建設業の協力会社も見つけてくれて、ユーザー候補になりそうな大手ゼネコン企業にも視察の声がけをしてくれました。TISが持つネットワークの広さと強さ、そして行動力を実感しました。

福田

また、まだ技術要素の段階であったため、どのように見せればユーザーへ魅力を伝えられるかとことん探求しました。

濱地

いくら言葉で「非SLAM屋内型ドローン自律飛行技術」を語ったとしても、「ドローン」と聞いただけで、飛行指示のソフトウェアではなくたくさんあるハードのうちの1つだろうという印象を持たれてしまいます。なかなか内容を理解してもらえないという点で発信の難しさがありました。

福田

そこでU-Studioは、実証実験に向けてプロトタイプを開発し、ユーザーが自ら操作画面を触ってもらうことで、使い心地やソリューションの質を体感することができ、現場で実際に使うときのイメージを直感的にわかるようにしました。U-Studioはプロトタイプづくりには自信がありますし、どのように見せるのが効果的か常に最新の手法を研究していて、デザイナーもいます。また、社外の協力も得られるようにさまざまな接点も持っています。

濱地

人、モノ、信用など、当初期待していたU-Studioのアセットを使わせてもらうことで、スタートアップだけでは超えていけない限界の先に進むことができています。

双方の強みを活かした
プロジェクト進行

U-Studioはどのような役割を
担ったのでしょうか。

福田

大きく2つあり、ひとつは被験者・モニター選定を含む実証実験フィールドを提供したこと、もうひとつは、その実証実験で価値を訴求できるようにプロトタイプを提供したことです。

U-Studioでは、「非SLAM屋内型ドローン自律飛行技術」の事業化に向けて、それが実現可能なのか、目的とする効果が得られるのか、市場に受け入れられそうなのか等、コンセプト及び技術検証することを目的に実証実験が必要だと判断しました。

実証実験を実施するにあたり、具体的には、アイデアや技術のブラシュアップから、(開発拠点となるプロジェクトフィールドの提供)、ターゲットユーザーの選定、実証実験フィールドの紹介、ユーザー候補の紹介等を提案しました。

濱地

これまで、実際に使用される現場に近く、かつ屋内でドローンを飛ばす理解が得られる環境は、そう簡単に見つからず困っていました。そんな中、TISのネットワークで大阪市の実証実験フィールドを紹介してもらい助かりました。しかも、建設業の協力会社も見つけてくれて、ユーザー候補になりそうな大手ゼネコン企業にも視察の声がけをしてくれました。TISが持つネットワークの広さと強さ、そして行動力を実感しました。

福田

また、まだ技術要素の段階であったため、どのように見せればユーザーへ魅力を伝えられるかとことん探求しました。

濱地

いくら言葉で「非SLAM屋内型ドローン自律飛行技術」を語ったとしても、「ドローン」と聞いただけで、飛行指示のソフトウェアではなくたくさんあるハードのうちの1つだろうという印象を持たれてしまいます。なかなか内容を理解してもらえないという点で発信の難しさがありました。

福田

そこでU-Studioは、実証実験に向けてプロトタイプを開発し、ユーザーが自ら操作画面を触ってもらうことで、使い心地やソリューションの質を体感することができ、現場で実際に使うときのイメージを直感的にわかるようにしました。U-Studioはプロトタイプづくりには自信がありますし、どのように見せるのが効果的か常に最新の手法を研究していて、デザイナーもいます。また、社外の協力も得られるようにさまざまな接点も持っています。

濱地

人、モノ、信用など、当初期待していたU-Studioのアセットを使わせてもらうことで、スタートアップだけでは超えていけない限界の先に進むことができています。

最初の6カ月を終え、新たなフェーズへ

両社が手を携えてきて、ここまでの成果をどのように
評価していますか。今後の展望とともにお聞かせください。

濱地

実証実験の結果、屋内ドローンによる業務効率化の可能性を再認識でき、事業化に必要な技術要件も明確になりました。さらに、ユーザー候補から好評いただき現場への実用化に繋がる確かな手ごたえを実感しています。

福田

U-Studioでは、Spiralとのプロジェクトのゴールを6カ月間後の実証実験結果を事業化の見極めに設定しています。プロジェクトを終えた今、Spiralとは新しいフェーズに入り事業創出の推進を継続していく予定です。実証実験などを通してユーザーのニーズがより鮮明になったことで、ソリューションを一緒にブラッシュアップしながら、Spiralが実用化できるようシステムインテグレーターとして協力していくことを想定しています。

濱地

ドローンで工事中の作業進捗を記録し続けることで、品質管理や安全管理の面で大きく貢献できると期待されつつも、速やかに現場に価値を届け続けるためには、さらなる価値を付加するべきであると考えております。そのため、今後もドローン自律飛行に関する技術の実装、相互補完できる技術と連携し、トータルソリューションに仕立て上げられるパートナーと共創していきたいと考えます。

福田

TISには、建設領域のソリューションを提供しているグループ会社があるので、Spiralとテクノロジー領域で、事業シナジーが見込めるのではないかと期待しています。また、親和性の高い画像解析やAIの事業部等と多方面から共創することで、Spiralの可能性をどんどん引き出していければと考えています。

最初の6カ月を終え、
新たなフェーズへ

両社が手を携えてきて、ここまでの成果をどのように 評価していますか。今後の展望とともにお聞かせください。

濱地

実証実験の結果、屋内ドローンによる業務効率化の可能性を再認識でき、事業化に必要な技術要件も明確になりました。さらに、ユーザー候補から好評いただき現場への実用化に繋がる確かな手ごたえを実感しています。

福田

U-Studioでは、Spiralとのプロジェクトのゴールを6カ月間後の実証実験結果を事業化の見極めに設定しています。プロジェクトを終えた今、Spiralとは新しいフェーズに入り事業創出の推進を継続していく予定です。実証実験などを通してユーザーのニーズがより鮮明になったことで、ソリューションを一緒にブラッシュアップしながら、Spiralが実用化できるようシステムインテグレーターとして協力していくことを想定しています。

濱地

ドローンで工事中の作業進捗を記録し続けることで、品質管理や安全管理の面で大きく貢献できると期待されつつも、速やかに現場に価値を届け続けるためには、さらなる価値を付加するべきであると考えております。そのため、今後もドローン自律飛行に関する技術の実装、相互補完できる技術と連携し、トータルソリューションに仕立て上げられるパートナーと共創していきたいと考えます。

福田

TISには、建設領域のソリューションを提供しているグループ会社があるので、Spiralとテクノロジー領域で、事業シナジーが見込めるのではないかと期待しています。また、親和性の高い画像解析やAIの事業部等と多方面から共創することで、Spiralの可能性をどんどん引き出していければと考えています。